営業職。良く言うとそうで、仕事を取ってくる仕事。
１８年前、最初の頃は、どうにかして仕事を取らないとならないしなあ…と、仕事を取ってこないとかっこがつかないしなあ…と、そういう風に思って仕事に向き合っていた。
とにかく社長が社会情勢のことや、仕事に関わる情報、経営とはなど話してくれた。人数が事務方が少ない会社だったので、直接に仕事を担当させてもらう会社だった。
仕事が出来ない私は、俗に言うというか、都合良く言うと、スロースターターで、最初の２年くらいは伸び悩んだ。その２年間もブルーオーシャンの仕事だったので、仕事はポチポチ動けば取れていたが、何せ私の理解が及んでいず、とんちんかんな仕事ぶりをしていたようだ。
それが、社長にはとてもとても心配であり、どうにかしないとという思いがあり、私は世話が焼けるダメ大人で、ああ言ったりこう言ったり、話の本題だけだと私が理解出来ないので、話の本題のずっと前から完結までをとくとくと説いてくれた。
数度の話ではなく、２日に一回くらいのペースだったと思う。１回に３０分から１時間半くらい。
ほんとに感謝。
本題を戻すと、というわけでとくとくと社長は私に説いてくれ続けていても、当の本人の私は、分かったようなふりをして、話の５分の一くらいしか、毎度理解出来ていず… 理解出来ていないことバレバレだったと思いますが。
そんな状況は２年３年と、ふと気づくと５年、８年、１０年と。流石に５年くらいからは、少しはましにはなってきたのではと、私は勝手に思っていたのですが、今、振り返ると全然分かってなかったなあと思う。
その間、失敗に次ぐ失敗。とにかく失敗しないと気づかない。まあ、よくやりましたよ。
１１年、１２年、、、１５年と、そのあたりでは、自分でも気づきもポイントは当初からは分かってきていたのでは思う。
ただ、変なプライド？！と仕事に走ってばかりいたので、走りを止めれない強気でいくしかないスタイルがゆえ、対人に対しても自分のスタイルを切り替えられるほど器用でもお利口さんでもなかったので、社内は敵？！アンチ私が多くいたことことは、いがめず。
要するにどういうことかと言うと、失敗して大丈夫。
もし１００％理解してなくてその内にやっていく内に理解出来るから。
ただ、それだけではなくて、ここがポイントで、失敗してもへこたれないでいたら大丈夫。一晩寝たら忘れるっていうのは時間が短すぎるとしたら、２日、３日くらいでは１２０％戻って欲しい。
失敗したら、１００％から１２０％にバージョンアップしますから。失敗したらそのままじゃあ、起き上がらないっていう現象は、自然になってくれる。
あ！ 今時はＩＴ、ＡＩなどで、失敗もそんなに無いか (笑) ということは、さらに大丈夫ということですね。