仕事以外の活動

ステンドグラス

俗に世に言う”忙しい”仕事ばかりしていた。その忙しい仕事を辞めてから、次の仕事では普通に週末はお休みであり、そのお休み日をいったいどう過ごして良いのか分からなかった。
1年くらいは、休みの日は喪失感?!仕事ロスとの闘い。
またその次の1年は、喪失感はやや減ったものの、どこを見て良いか分からないし、何をしたら良いか分からないぼんやり虚ろな・・うろうろ。
そして、2年が経過したあたりに、ごそごそ動き出して、ステンドグラス工房に電話をしてみた。かなり勇気のもとに。
ステンドグラスは、世の奥様?がすることなのかなあと思いつつ、とにかく自分の出来ることを探さないとという一心で、電話をしてみたら、先生が丁寧に対応をくださり、「体験レッスンをまずしてみて、やれそうかどうかそこで考えてみましょうか」と、言ってくださった。
電話をしている最中に、自分が今住んでいる神戸と淡路島が距離が離れていることを改めて気づき(関西人ローカルではないので)、一瞬悩んだが、体験レッスンなるものにまずは飛び込んでみようと思い、電話を切った。


ステンドグラス体験レッスンの当日を迎えた。
車で行くことは選ばず、バスとタクシー利用を選んだ。なぜかと言うと、明石大橋を車を運転して渡るのが怖かったから。
前職の仕事で、福岡のヤフードームの先に向かう高速の橋を運転した時に、あ、高いし防護防音壁が無いし怖いかも…と思った瞬間から、大きな橋恐怖症になってしまったから。
レッスンが朝9時半からだから、朝早くに三ノ宮のバスターミナルから淡路島の西淡三原までのバスに乗り込んだ。その先はタクシーで移動。たしか片道2時間半くらいだったかな。この行程はしんどいなあと思った。
何がしんどいかって、もちろんお金がとてもかかったこともさることながら、これも前職で身についてしまったことだけど、タクシーが理由。前職の仕事では日本各地に行くみたいなことをしていて、交通機関多数利用。
タクシーもあらゆる地域で乗り、タクシーに乗りすぎていて、自分が変な営業レディおばさん持前の気を遣う精神を発揮してしまうことと、明らかに他の地域から来て、ローカルじゃないと分かると遠回りされてしまった経験多数から、今回のステンドグラス工房通いが、通う都度、そこそこ長距離をタクシーに乗らないとならないんだと思ったら、あー…ちょっと…気を遣うしなあ…と頭をよぎり、しんどいなあと思った。
だからその時は、これは正直通えん(通えない)…と思った。

-仕事以外の活動
-, , , , ,